IPO株でお小遣い稼ぎをする主婦が多い

2009年以降、株式電子化に伴い上場企業がこれまで発行していた株券が無効となり、コンピューターにより取引および管理が行われるようになりました。
この電子化により、2000年以降に徐々にインターネット取引に取り組むトレーダーが増え、さらに活発な取引が行われるようなりました。
2010年台に突入すると、インターネット通信事業者が競ってネット環境の整備とスペックを高め、インターネットトレード環境も大きく変化しました。

株式投資はそれまで富裕層が取り組む分散投資と考えられていましたが、手数料の自由化とネットトレード環境の整備により、主婦や高齢者のトレーダーが増加しました。
専業主婦が注目する投資に株主優待や配当金などインカムゲインを目的にする人やIPO株(新規公開株)利益を得る目的で投資に取り組む人が増えました。
IPOは儲かる確率が高いと言われていますが、IPOの仕組みについて詳しく説明してみます。
新規公開する企業は市場から資金調達や企業規模拡大を目的に上場を目論みます。
主幹事証券会社を筆頭に公募売り出しが行われ、売り出し価格よりも初値が高くなるケースが多いことから利益に繋がる可能性が高いと考えられています。

IPO株は購入時手数料が掛からないというメリットもあります。
抽選によりIPO株を入手するのですが、主幹事証券会社の対面販売が入手確率が高いと言われています。
ブックビルディング方式と言われる積み上げ方式で、機関投資家に意見を求めて仮条件を決定し、公開株価を決定します。

IPO株をインターネットトレードで行う主婦の多くは、長期保有を目的とせず、上場寄り付きから価格上昇した価格で利益確定売りにて利益を得ます。
新規公開株の特徴として、上場当初に大きく価格を上げ、次第に利益確定が出る中で、価格を下げる傾向が見られます。
投資家は利益確定により投下資本の回収も目的とするため、下落時に逆張り購入することは損失を招くデメリットが高いと考えられています。

株主優待が目的で株を長期保有する人も

主婦が注目する投資に、食品やサービスを展開する企業の発行する株式があります。
主婦は毎日の生活の中で少しでも節約できることに注目しており、少額投資で株主優待の権利をゲットし、優待品やサービスというベネフィットを目的に投資に取り組みます。
IPO株のように、短期保有で利益を獲得するのではなく、中長期保有により企業が株主に対して与えるベネフィットを得るのです。

株式投資には投下資本の額面を割り込むというデメリットがあり、元々、優待目的の投資であれば、少額投資が可能で、長期投資で価格変動があっても損失の懸念が低いです。
株主優待の権利はこれを得る最低単元数及び、一定の保有者に対して規定により配布されるもので、持ち株に正比例した制度でないことから、少額投資家に対しての利回りが高いので、主婦が少額投資で優待品をゲットするメリットは高いです。
長期保有であれば、配当金支払いという還元も受けられます。
株主優待はすべての企業が行っているわけではなく、株主優待制度そのものを実施している企業のみであり、主にサービス事業者や食品関連、小売事業者が制度を実施しています。

先に中長期保有のデメリットが投資元本の割り込みと言いましたが、中長期保有でインカムゲインを期待するのであれば、損失の穴埋めが可能で、売却しなければあくまでも含み損で、ベネフィットのみをゲットできるというまさに一石二鳥となります。
主婦は一家の家計を握り、節約によりへそくりを貯めるなどやりくりが上手な方も多く、そういった方は少額でも株主優待や配当を得やすいでしょう。
1つの銘柄に大きく投資するのではなく、様々な銘柄に細かく投資をして、多くの優待権利をゲットすることが良い方法となります。
NISA枠利用の投資分は、利益や配当に課税されないためさらにお得となります。